幼児用英会話教材の有効活用

世の中には多くの幼児用英会話教材が販売されています。幼い子の好むキャラクターを用いて、正しい英語の発音を習得させることが目的の教材が多いです。まだ日本語の5音の母音の固定概念が形成されていない幼少期に、日本語以外の母音に触れさせることは、正しい発音の習得にとても有意義なこととされています。しかし、問題は幼児にとってはその有意義な教材もおもちゃと同一のものであり、近いうちにいずれ飽きてしまうことです。言語は本能的に持つ能力ではなく、人間の学習能力を活用して得るものですから、使用しなければ忘れてしまいます。つまり幼少期に正しい発音を身に着けても、使わない時期に忘れてしまうのです。ですから、せっかく幼児期に英会話教材を揃えて学習を始めたのであれば、それ以降も学習する機会を持たせてやらなければ意味が無いのです。子どもの興味の持ち方、有効な学習の方法というのは、成長と共に変化します。幼少期であればおもちゃにして興味を引くものが良いでしょうが、就学以降は暗記するという作業を学校で繰り返し行うため、座学も有効になってきます。また、幼児向けのアニメなどは日本のものと同じように幼児にわかりやすい言葉を使っていますから、そういったものを英会話教材として使用するのも意義のあることです。